帰宅困難にならないために、なってしまったら

帰宅困難とは、地震・台風などによる災害時に帰宅が困難になってしまう状況を指します。
いつも使っている電車が災害のために止まり、タクシーを使う人が多いためにタクシーに乗れず、歩いて帰れない距離に家がある状況です。
電車が動き出す目途は分かりにくく、早ければ十数分、遅ければ線路の復旧作業などのために数日間を必要とします。

いつもより長距離を歩かなければならないため、靴がとても重要になります。サンダルでは、地震で割れたガラスの破片が足に刺さり危険ですので、スニーカーを履いて歩くと安全で、疲れにくいです。
いつも歩かない道を歩くため、道に迷っては大変です。普段から帰宅ルートを確認し、もしものために備えておくと安心で、一度歩いてそのルートを確認し、帰宅地図を作成することが大切です。
なにより、安全の確認をしてから行動を開始することが重要です。

帰宅困難者は、時に駅で一夜を過ごすことになります。歩いては帰れず、タクシーもつかまらなければ、その場にとどまる事しか出来ません。
駅は人であふれかえり、災害時には、ホテルの部屋はすぐに埋まってしまいます。

家に帰れず、会社や学校に泊まらざるを得なくなる場合もあります。

歩いて行動する際は、突然割れたガラス等が落ちてくる恐れがあるため、頭を物で守る事が重要で、最小限の荷物を持って行動することが重要です。
山崩れ、がけ崩れ、津波の恐れがある危険区域は避けて行動する事が安全です。
係員のいる場所では、係員の指示に従う事が重要です。

帰宅困難対策の訓練が実施されている地域があります。

帰宅が困難な人を一時的に収容できる学校や市役所、公民館などの施設も存在します。

災害時には時に携帯電話の電場がつながらない状況があり、家族や友人と連絡を取ることが難しくなります。
そのために、日ごろから災害時にどこに移動し、とどまるかを伝え合う事が大切です。
災害時用の掲示板や、電話番号が存在します。その番号を控えておくと、家族や友人の安否確認に役立ちます。

帰宅時には正しい情報を得るため、ラジオの情報が重要になり、日ごろから携帯型ラジオを持ち歩くと、もしもの時の備えになります。

帰宅が困難な人への対応も重要です。糖分の多い菓子やパンなどの十分な食料や飲料水の蓄えが日ごろから大切で、就寝場所も必要のため必要な分の布団などの準備が必要です。上下水道の不備に備えて、仮設トイレの設置や携帯用トイレの準備も必要です。